津島神社修理

神社修理

本殿曳き戻しと特別公開

 11月12日(金)に、佐沼小学校3年生の生徒さんに手綱を曳いていただき、本殿の曳き戻しが行われました。レールを敷いているため、割と簡単に動いてしまいますし、真っすぐに曳かないと曲がっていってしまいますので、110名の生 […]

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津島神社の工事が進みました

 この2ヶ月の間に、津島神社の修理工事もだいぶ進みました。基礎工事、石工事を経て、拝殿の曳き戻しまで完了しました。タイトル画は、曳き戻して定着させた拝殿の写真です。  まず、地盤改良杭の上に新しく基礎を打設し、その上に、 […]

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地盤改良

 津島神社では、地盤改良を行いました。表土にセメント系の改良材を加えて撹拌し転圧する「表土地盤改良」に加えて、掘削しながらセメント系固化材を注入攪拌して地盤内に柱状の補強体を築造する「柱状地盤改良」も行いました。上に木部 […]

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礎石掘り

 曳家後には、本殿の土台石や地覆石、拝殿の柱礎や束石が残されました。本殿には成の高い土台石、向拝浜縁には地覆石が廻っており、拝殿は全て礎石建ちでした。この後取り掛かる地盤改良の工事は、これらの石があるとできませんので、一 […]

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拝殿動く

 津島神社の現場では、7月31日に拝殿の曳家が完了しました。本殿の時と同様、一回背後にバックさせてから横にスライドさせました。社殿前の境内地を広く使うため、地盤改良終了後に戻す位置も、修理前より3mほど後ろを予定していま […]

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本殿動く

 津島神社の現場では、遂に曳家が行われました。前回書いたように、レールを2段入れるのに揚屋をして、現在は本殿の土台がGLから2.2mほどの高さになっています。元々、本殿は盛土の上に建っており、しかも背の高い土台石が廻って […]

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津島神社曳家準備

 登米市迫町佐沼付近は迫川の堆積土で地盤が弱く、津島神社敷地内の地盤調査でも、主にシルト層で柔らかい地盤であることが分かっています。揺れやすい地域で、東日本大震災の時にも周辺地区での建物損壊が大きく、津島神社では拝殿・幣 […]

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津島神社解体工事

 津島神社の現場では、仮設物の現場事務所や仮囲いが整い、玉垣や社殿の解体工事を進めています。社殿周囲の玉垣を撤去し、本殿と拝殿の間にある幣殿の解体を進めたので、本殿がよく見えるようになってきました。  社殿は、明治45年 […]

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津島神社釿始式(ちょうなはじめしき)

 5月15日、津島神社において、工事の安全を祈願して釿始式が行われました。起工式と同じような儀式ではありますが、今回は神社様のご意向もあり、神職による祭儀のみならず、大工による工作に関わる儀式も行うことになりました。コロ […]

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津島神社修理工事に向けての準備

 このたび、宮城県登米市佐沼の津島神社において、復元修理工事に携わらせていただく運びとなりました。津島神社は登米市街地にありますが、天正19年(1591)に葛西大崎一揆を平定した仙台藩祖伊達政宗が、長沼の畔(北方天形)に […]