神社修理

津島神社曳家準備

 登米市迫町佐沼付近は迫川の堆積土で地盤が弱く、津島神社敷地内の地盤調査でも、主にシルト層で柔らかい地盤であることが分かっています。揺れやすい地域で、東日本大震災の時にも周辺地区での建物損壊が大きく、津島神社では拝殿・幣殿・本殿がそれぞれ異なる揺れ方をしたため、取り合い部分に破損が集中しました。このため、今回の修理工事では、曳家をして一旦社殿を横へずらし、地盤改良をしてからまた元の位置に戻す計画となっています。まずは本殿から曳家をするので、現在はその準備作業を進めており、レールを本殿の下に入れるため、建物を持ち上げています。曳家工事については、岩手県から曳家専門の(株)丸東工務店に来てもらっています。

コメントを残す

*