神社修理

津島神社遷座祭

 去る4月6日(木)に、津島神社の遷座祭が執り行われ、棟梁と職人が御奉仕させていただきました。遷座祭とは、修理工事の期間中、仮殿にお遷りいただいていた神様を、工事の終わった本殿にお遷しする神事です。

 御神体は、本来人々の目に触れることはないものですので、遷座も人目に触れぬよう、夜の暗闇の中、白布で取り囲みながら行われます。大きな神事ですので、神職の方々のお手伝い、総代会をはじめ御奉仕の方々も多数いらっしゃいました。

 午後5時50分に神事が始まり、仮殿での儀式の後、遷御の儀式で神様が遷され、本殿に鎮座するための儀式をもって、全ての儀式が無事に終了しました。その後、奉賛会会長様、総代長様、宮司様からのご挨拶、木遣り会による木遣り唄奉納もあり、散会になったのは午後8時を過ぎた頃でした。盛大ではありましたが、厳かな儀式でした。

 施工者として一つだけ心残りだったことは、本殿の御扉を閉める「閉扉の儀」で、扉がいい音で鳴かなかったことです。神社の御扉は、開閉する際に「ギギギギギィ」と音が出るように調整しますので、もちろん津島神社でも修理の際に調整したはずでした。が、、、当日うまく音が出なかったようです。

 なお、遷座祭の様子は、YouTubeの「まちナビ編集部」のチャンネルにて動画で見ることができます。

遷座祭が終わる頃の拝殿

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