ブログの間隔があいてしまいました。拝殿、本殿の造作修理や外構工事をしつつ、新しく建設する幣殿の工事をしていました。設計は波岡建築設計室で、屋根が照り起りの少し変わった屋根です。棟の方は凸屋根、軒の方が凹屋根になっている […]
有限会社 木匠
本殿破風金具の新調と銅板葺終了
津島神社の社殿は、彫刻は豪華ですが、破風や垂木などの飾金具はほとんど付いていません。前回写真を載せた拝殿唐破風の金具と、隅木木口の金具があるくらいで、あとはもっと上の箱棟や鬼板に付いている紋金具になります。今回、文化財 […]
拝殿外部足場の解体
拝殿は屋根に鬼板が載り、補修した飾金物の取り付けや彫刻の彩色工事も終わりましたので、外部足場を解体しました。 軒廻りの飾金具は、隅木金具と唐破風に付いている金具だけですが(妻の破風には付いていません)、取り外して金箔 […]
鬼板銅板包み
去る7月20日に、平成30年まで弊社役員を務めておりました母 喜知子が亡くなりました。生前母が賜りましたご厚情に感謝申し上げますとともに、ご弔慰を賜りました方々に厚く御礼申し上げます。 さて、津島神社ではお盆前に、拝 […]
本殿の補修
拝殿の屋根銅板葺が終わり、鬼板の銅板包みが終わるのを待つのみになったので、本殿の軒廻りから屋根下地の補修に取り掛かっています。本殿は正面軒廻りの腐朽が著しく、化粧垂木まで水が廻っている箇所もあったため、部分的に外して新 […]
屋根銅板葺き
拝殿屋根の銅板葺きが進んでいます。仙台から(有)竹林舎に来てもらっていますが、いつも社寺建築の新築工事でもご協力いただいている会社です。軒付を銅板で包むところから始まり、屋根面を下から葺き上げていきます。一文字葺きとい […]
緊急告知
今日の「にっぽん縦断こころ旅」で、火野正平さんが宮城県山元町の八重垣神社に自転車で行かれるようです。社殿の新築について設計・施工でお手伝いさせていただき、2017年に完成した神社です。朝、NHKBSプレミアムをつけっぱ […]
拝殿鬼板の復元
拝殿の鬼板は、途中の修理で取り替えられたものでした。建設当初のものとみられる本殿の鬼板と違い、叩き出した銅板ではなく、デザインも既製品としてありそうなものでした。今回、復元的な工事をするという方針でしたので、この鬼板に […]
軒付補修
軒の一番上に位置する「軒付」の積み直しを行っています。「軒付」とは、杮葺や檜皮葺などの屋根において軒先だけを特に厚く葺き重ねた部分で、社寺建築における荘厳さや優美さを演出するための化粧部分となっています。津島神社は銅板 […]
登米の桜
修理現場のある登米でも、桜が満開となりました。津島神社境内では、現場事務所(本殿の東背面に設置しています)周辺に咲いた桜がきれいですし、登米市内でいえば、偶然通り掛かった南方(みなみかた)千本桜が有名なようです。6.7 […]