会津の文化財

鶴ヶ城プロジェクションマッピング2025

 今年は鶴ヶ城天守閣再建60周年ということで、記念イベントとしてプロジェクションマッピングが開催されました。6年ぶりの投影だそうです。

 今回の題材は桜や会津の伝統文化で、築城をイメージする映像、会津塗の絵柄や絵ろうそく、会津で活躍した絵師雪村周継の絵画を圧倒的なスケールと美しさで見せていました。スピード感もあり、あっという間の8分間です。雪村の描いた猫みたいな虎やブラブラとぶら下がる猿には笑ってしまいました。鶴ヶ城は白壁の面積が多いから、プロジェクションマッピングがとても映えます。

 そして、今回感じたのは、鶴ヶ城がどれだけ市民に愛されているかということです。金曜日の夜にも関わらず、たいへん多くの市民が夜のお城に集まっていました。当たり前のことかもしれませんが、天守閣は会津若松のシンボルなのだなあと痛感した次第です。原点回帰です。

 イベントは10/5(日)まで行われます。北出丸からしか入場できませんので、お気を付けください。私は何の情報も持たずに慌てて行ってしまいましたので、お城を半周ほど歩くことになってしまいました。やはり市のホームページはチェックすべきでした。

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