神社修理

幣殿基礎工事

 年の瀬も押し迫ってきました。津島神社では、既にお正月の準備が始められています。工事現場では、曳家工事が終わったこともあり、社殿東側の仮囲い範囲を縮小しました。お正月明けに行われるどんと祭の会場となります。

社殿東側仮囲いの範囲

 現場では、少し前から幣殿の基礎工事を行っています。既存の建物を修理する本殿と拝殿は布基礎としましたが、新しく建てる幣殿にはベタ基礎を打設します。鉄筋の配筋をして、コンクリートの型枠を組み立てています。

 また、雪の舞う中、本殿向拝柱の根継補修をしています。柱脚の腐朽した部分を切り取り、新しく加工した柱を金輪継(かなわつぎ)と呼ばれる継手(つぎて)で組み付けます。向拝柱の立つ浜縁廻りは腐朽が著しかったため、土台は既に取替材で組み立てており、縁葛や縁板も新材を加工して組み立てます。

本殿向拝柱の補修

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